前へ
次へ

医療機関で肩こりを診てもらおう

肩こりだから整形外科を受診した際、脳神経科などを紹介されるケースも少なからずあります。肩こりではない病かもしれない、ということも頭の隅に入れておきましょう。例えば、心筋梗塞などの循環器系をはじめ、気胸でも背中、肩まわりに違和感をおぼえたケースも報告されています。肩や首の動き、痛みの度合い、悪化することもあれば改善することもある、だからこそ軽い症状であれ、まずは医療機関を受診することを促すのです。肩こりが悪化すれば、負担を分散して補い合うため、それが積み重なって首こり、腕の痛み、腰痛などを併発する可能性も否定できません。肩こりだけでもツラいのに、肩関節周囲炎も発症すれば、炎症による痛みに耐えながら、関節の可動域を広げるリハビリが必要になります。こりの解消法には、振り子運動も効果的で、肩を脱力させて、前後・横方向に動かします。肩のこりだったはずが、化膿性の肩関節炎であったり、上腕二頭筋長頭炎などもあるため、鑑別するためにはやはり医療機関にて検査が必要です。

Page Top